古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日の善行堂12時から20時までの営業です。
ずっと居ますので、よろしくお願いします。
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ビートルズを聴きながら、石垣りん『ユーモアの鎖国』を読み始める。
あたらしいぞ私は。
この前、倉庫にカバーのない、ちくま文庫『ユーモアの鎖国』が。
カバーが無いのは売りにくい。前に読んだことがありそうだが、
もういちど読んでみようと思い、持って帰る。
するとサイン本だった。
何か挟んであるのを見ると、新聞の切り抜き、天野忠の「続 日に一度のほっこり」、30枚ぐらい。
何だか得した気分で、石垣りんのエッセイを読み始める。
これがまた素晴らしい、こんなに素晴らしかったか、前には感じることができなかった。
年を取るのも悪くない。