古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日、善行堂、お休みです。
下鴨でいろんな人に会いました。
良い本にも出会えて楽しみました。
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いろいろ買ったが、一番うれしかったのは、
石坂洋次郎編『津軽』。
高木恭造の詩、石坂洋次郎の散文、小島一郎の写真。
昭和38年、新潮社刊。
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山口八九子遺句集『三樹洞句録』もうれしい一冊。
昭和11年、京都の同朋舎発行。
八九子は、「ハクシ」とこの本にはルビがあるが、
「ハチクシ」ではなかったのか。
絵もたくさんあり貴重な一冊。
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松本真理写真集『わたしのくに』も購入。
ティーグリッツ展の図録も。
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上林暁全集14巻読み終え、15巻に入る。
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今日は一日中家にいてジャズを聴きながら読書。
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津軽』は、小島一郎の写真が素晴らしい。
小島一郎は若くして亡くなったが、確か奥さんの回想録が出ていた。
津軽』は復刻版も出ていたが、やはりこのオリジナルの味わいは特別。