古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日の京都は雪も降り寒かったです。
でもたくさんのご来店でした。
昨日「海鳴り」22号を読んで驚いたのですが、
山田稔さんの「シャンソンの話」に、パリでコンサート
に行った話が出てきますが、その歌手がナナ・ムスクーリ
だったのですね。ナナ・ムスクーリは熱烈なファンのかたが
たくさんCDを持って来てくださったので、一時よく聴いてました。
そのIさんに、このエッセイをお教えしようと思いました。
すると、なんと今日久しぶりに善行堂にそのIさんが来てくださいました。
昨日の今日なので驚きました、うれしかったですねえ。
オーディオ雑誌コレクターさんは、息子さんが大学に合格し寮に入ることになったらしい。
その息子さんに私の本一式持たせるのだと言って、買ってくださる。
本当にありがたいです。
O氏は異色作家短編集をまとめてご購入。
市で買っておいてよかった。
私の本を読んでくださったという女性、じっくり善行堂の棚をみてくださる。
その見方で本が好きだと言うのがよくわかりました。
少しお話しさせてもらう。
「WAYOUTWEST」の原稿を書き始める。