古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

Fくん、蟲さんの本を買いに来てくれる。
「現代のことば」をほめてくれる。
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どこかで見たお顔、原さんでした。
「古本ナイアガラ」のフリーペーパー「旅のしおり」を持って来てくださいました。これは、これは、楽しい内容ですよ。読み応えもあってよくできている。全部読ませていただきました。これだけのものをぱっと作ってしまうのだからすごい。善行堂に置いてますので。すぐ無くなるだろうなあ。
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千野帽子さんの生徒さんお二人。
じっくりと善行堂の棚を見てくれる。
千野さんが善行堂をススメてくれたという。
ありがたいことだ。
造形大は、新元さんもいるし、楽しい授業をしてるのだろう。
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田中さんから電話。
『定本/古本泣き笑い日記』の校正を手伝ってもらってるのだが、
こちらもまた、ありがたいことだ。
私にたっぷり時間があっても、田中さんのような校正はできないと思う。はじめて読んでもらった文章も、よかったと言ってもらったので安心した。
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私より少し年上の神戸にお住まいの女性、息子さんご夫婦とご来店。ずっと来たかった、と言ってもらい感動する。
その人、優しさがじわっとにじみ出ていた。
お母さん思いの息子さんが車で連れて来てくださったのではないか。選ばれた本も、読書が好きで好きでたまらない、そんな人が買う本たちでした。
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今日も、ジャズのCDが一枚売れました。
ミムラさんが助けてくれてるのかなあ。
でも、聴いてみて、ほんとにいい出来なのだから、売りやすい。
本を売らないといけないのだが、ジャズもいいもんな。
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一色さんのお客さん(今度名前聞こう)、『関西古本泣き笑い日記』を持って、京都の古本屋を回って来たと。一色さんのことを思い出し、笑顔になる。ちょうど読み返してた、宮地嘉六『老残』をおススメして買っていただく。
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仕事帰りの石田くん、草森紳一の本ないですか、と寄ってくれる。
そういえば、もう全部売れてしまって棚にないなあ。二階にあとなんさつか持ってると思うが。
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マサキングさんからも電話。蟲さんの本、取り置き。