古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

夏葉社から、ヘンリー・スコット・ホランド『さよならのあとで』が届いたので、すぐに並べました。「ネット善行」でも販売します。
帯には、「いちばん大きなかなしみに」とある。
一編の詩を、ゆっくり繰り返し読む。
やさしいことばですが、ことばの力を感じ取ることができました。島田くん、良い本だしたね、とこころのなかで思いました。櫻井久さんの装幀も言うことなしの出来映えですね。高橋和枝さんの挿絵もよかった。よかった、よかった、よかった、きっとたくさんの人に読まれるでしょう。

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大阪から、金子彰子さんの詩集ないですか、とご夫婦で来て下さる。
完売したことを説明したあと、どうしてお知りになったのですか、と聞くと、白水社のコラムを読んだらどうしてもほしくなったとのことでした。入荷したら必ず買うから、とおっしゃってました。
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「WAY OUT WEST」の藤岡くんに電話して、ジャズのCDを注文した。聴いていたらこれは扱いたいと思った。善行堂、ジャズのCD、LPの販売もはじめます。少しずつ、自分がいいと思ったものを売っていきたいと思ってます。
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今日は、尾崎一雄の『天狗の羽風』や、長田弘の『詩人であること』などを読んでました。
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この前の電話で、上林暁『星を撒いた街』も残部100ぐらいになったと聞いた。順調に出荷していると聞き安心した。