古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

明けましておめでとうございます。
去年最後のお客さんは、海野くんでした。よく考えると、二年連続ではないでしょうか。海野くんは名古屋で高校の先生をしているのですが、古書のこともよく知っていて、話していて楽しいし、将来何か書いて欲しい若者です。岡田宗叡まで知っていたので驚きました。
去年、最後に買った本は、ヤフオクでした。私にしたら高額本だったのだが、どうしても欲しくなり、思い切って買った。みんなが、それいい本だなあ、とは思わないかも知れないので、見てもらって感想を聞きたいな。ぼくも手に取るまで、どのくらいの本なのかわからないですがね。
『容器』1、は「日本の古本屋」で買ったのだったが、やはり届くまで不安だったですね。手に取ることができたら、よくわかるんですがね。
去年最後の読書は、鴎外の『雁』でした。お風呂で、鴎外の文章を味わいながら読みました。
今年、2012年は、どんな年になるのだろう。
善行堂も三周年を迎える。
やりたいことはたくさんあるが、まずは『定本/古本泣き笑い日記』を出したい。
読書コラムか古本コラムを書きたい。
読書量は毎年少なくなってきているが、今年は読めそうに思う。読み返すことが多くなっているが、今年は、新しいものも読むようにしよう。
善行堂は、4日からです。