古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日は大人しくする

 今日は、ぼおっとしながら、昨日のことを書いたりして過ごす。
 アイラーのCDを1から順番に聴いた。これこそジャズなんだよな。
 昨日、買った本を全部書こうと思った。シマウマ書房にも一箱古本まつりにも来てくれた女の子が、どんな本を買ったのですか、と聞いてくれたのだが、ちょうどそのとき持ってなかったので、見せることができなかった。あとで、といいながら帰ってきてしまった。ぼくなんかが買う本に興味持ってくれたのがうれしくて、一冊ずつ、この本はどこかいいのか説明したかったなあ。その子は今、乱歩や百間を読んでいるという。乱歩も百間も特別好きなので、そのこともうれしかった。
 稔典さんインタビューのゲラが届いていたのを、読み返す。写真がいいですよ。一番会いたかった人に会えてインタビューできたのでよかった。50人が京都について書いてるらしい。もうすぐ出ますので。
 川崎長太郎の『色乞食』の見返しが破れていたのを、補修する。よく似た紙を探し出すのだが、なかなか見つからず、適当なものにする。
 あと、カバーや表紙の汚れを丁寧にとっていく。雨が降っていたのでホコリをはらうことはできなかった。
 そのあとパラフィンをまく。最初にまいたのは、やはり、星新一のサイン本。
 雨が降っていたこともあり一日中家にいる。
 ずっとシマウマ書房http://www.shimauma-books.com/とか徒然舎http://tsurezuresha.net/のホームページを見たりしていた。
 アイラーは4枚聴いた。そのあと昨日、ジャズ喫茶「YURI」でかかった、デュ−ク・ピアソンの「プロフィ−ル」を探すが見つからない。持ってなかったのか。かわりに「テンダーフィーリンズ」を聴くがぴったりしなかった。今身体はリリシズムを求めていない。