古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

うれしいメール

 山口の牧野哲さんから、うれしいメールが届く。
 『古本泣き笑い日記』を読んで下さったそうで、最大級のお褒めの言葉をいただきました。
 これで一日がんばれる。 よし、古本屋さんに急ごう。
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 塾は東大阪市の善根寺町でやっている。実家の2階を借りて。買った本もこっそり置いたりしてるがときどき怒られる。
 「群像」が目に付いたので、目次をみると、多田道太郎「転々私小説論ー葛西善蔵の妄想ー」というのがあった。
 その部分だけちぎってカバーをつけて、読んでみた。前にも読んだことにすぐ気がついたがそのまま読了した。
 多田さんらしいいい文章だ。引用文もよくて葛西善蔵を読みたくなる。葛西善蔵の怒りは確かに妄想のようだが、一貫した筋は想像できて、おかしい。さて何を読もうか。といっても単行本は持っていないか。
 ブックオフで、
 レベッカ・ブラウン『体の贈り物』を買い、京橋で豚まんを買った。
 授業で、不定詞と二次方程式を教える。