起きたら、昼の1時だった。まだ寝れそうなのがこわかった。
こうなるともう、金箔にも行けないし千林も無理。近くの古本屋さんをまわる。子供みたいだが、ブックオフは単行本105円が無くなったので行かない。
一冊だけ買った。玉川しんめい『日本ルネッサンスの群像』(白川書院)、400円。副題に、大正期ロマンチストの系譜、とあって、大泉黒石、武林夢想庵、梅原北明、松尾邦之助などを取り上げている。
玉川しんめいといえば、『評伝・辻潤』を読んだことある。
出町柳駅前のジャズ喫茶「ラッシュライフ」に寄るつもりだったが、休みだった残念。
電車のなかでは、尾崎一雄『沢がに』を読む。
塾での授業、あまりにもうるさかったので、ちょっとイヤミのつもりで言った。
「今日はうるさかったけど、みんなの偉いのは、きっちり点数とることやな、きっとこのあと家で頑張るんやろうなあ」
すると、
「帰ったら風呂入って寝るだけや」