古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

尾崎一雄

zenkoh2007-11-27

 起きたら、昼の1時だった。まだ寝れそうなのがこわかった。
 こうなるともう、金箔にも行けないし千林も無理。近くの古本屋さんをまわる。子供みたいだが、ブックオフは単行本105円が無くなったので行かない。
 一冊だけ買った。玉川しんめい『日本ルネッサンスの群像』(白川書院)、400円。副題に、大正期ロマンチストの系譜、とあって、大泉黒石、武林夢想庵、梅原北明、松尾邦之助などを取り上げている。
 玉川しんめいといえば、『評伝・辻潤』を読んだことある。
 出町柳駅前のジャズ喫茶「ラッシュライフ」に寄るつもりだったが、休みだった残念。
 電車のなかでは、尾崎一雄『沢がに』を読む。
 塾での授業、あまりにもうるさかったので、ちょっとイヤミのつもりで言った。
「今日はうるさかったけど、みんなの偉いのは、きっちり点数とることやな、きっとこのあと家で頑張るんやろうなあ」
 すると、
「帰ったら風呂入って寝るだけや」