古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日も善行堂、12時から20時までの営業です。

琵琶湖のなまず先生とは、水明洞でよくかち合いました。

とにかく毎日来られるわけで、油断できなかったです。

できたら、先生より前に店頭の箱を見たいと考え、行く時間も計算してました。

好みは違っていましたが、先生は興味が広く、私と重なる部分も多かった。

私が先に本を抱えていると、本気で残念がっている姿も思い出します。

箱の中の本で、これも良い本ですね、と先生に渡すと、いや、そっちの方が欲しいと

私の抱えている本を指差したことも。

古本ずきは子供みたいなところを残していますね。

京大の先生なので、授業の前後、空いた時間に古本屋を回っておられたのでしょう。

ある時期、油断できない強力なライバルでした。

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近所の福虎さん、アルバイトが決まったとのこと。

よかったよかった。

名古屋のUさんから電話。

ご病気だったそうで、久しぶりに話を。

電話で柳瀬正夢全集最終巻のご注文。

早く良くなって善行堂に来てほしい。