古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

善行堂、ちょっと遅刻です。12時過ぎから開けますので。
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池田満寿夫『10フランの恋人』を読み終える。
自伝的エッセイの方が面白いが、パリが舞台の小説はそのことだけでも楽しめる。
このまえ読んだ、辻原登の『ジャスミン』は、上海が舞台だった。
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グレゴリ青山さんが、取材のあと、寄ってくれる。
着物の色気を描いたもの何かないですか、といわれて、色々妄想していると、
幸田文とかで、という言葉が。ああ、そうか、上品な色気でいいんだと、妄想するのを止めて、
森田たまを二階に探しにいく。もうすぐ、本が出るとのことで、楽しみですねえ。
ちょっと前に、グレゴリファンの望月さんが来てくれていたのになあ。
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中原くんも来てくれる。
よく古本屋をまわっているので、善行堂仕入れ担当をお願いする。Mさんに続きがんばってほしい。
私が毎日は回れなくなったので、優秀な狩人を野に放ちたいと思います。
好い本を善行堂に持ち帰ってほしいものだ。
今日は、野口冨士男などを。野口冨士男は善行堂のベストセラー作家だ。
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外国人の人がぶらっと入って来て、彷書月刊をお買い上げ。
ちょっと驚いた。
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