古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏期講習終わり

夏期講習、生徒もしんどかっただろうが、私も今年はキツかった。 さて「spin」の原稿締め切りは明日である。明日用事ができたので、深夜書くことになるだろう。 呑気なことを言うようだが、「書けるだろうか」。 「キョースマ」は自転車特集。ぼくの愛車が載…

葛西善蔵の文庫

結局、葛西善蔵は、旺文社文庫『椎の若葉・湖畔手記』を読み返すことに決める。 福武文庫の『葛西善蔵随筆集』、新潮文庫の『葛西善蔵集』などを探し出したのだけれど、岩波と文芸文庫が見つからない。 金箔書房で、 木村重信『右往左往』、ノア叢書、100…

うれしいメール

山口の牧野哲さんから、うれしいメールが届く。 『古本泣き笑い日記』を読んで下さったそうで、最大級のお褒めの言葉をいただきました。 これで一日がんばれる。 よし、古本屋さんに急ごう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 塾は東…

夏期講習中

いつもは夕方から始まる授業が、夏期講習中は、昼から始まる。年と共にキツクなる。 体力の限界近し。ふらふらしながら、ブックオフに寄って、 パブロ・カザルス『鳥の歌』、200円、だけ買う。 車中では、『セピア色の日々』を読む。

やっとこさの「セピア色の日々」

上海ラヂオ、マルギン前、100均。 白地社の本がたくさん出ていたので驚いた。同じ本が4、5冊あった。それですぐあの本を探すが残念ながらあの本はなかった。 萩原健次郎詩集『眼中のリカ』、1988年、白地社。 黒村通詩集『やがて貘の背後に』198…

ガケに古本

昨日、Lマガジン10月号が届いた。特集は「絵本のチカラ」。今回の「古本ナウ」NO、002は、江戸川乱歩について書きました。佐々木昌史くんのエッセイは今回も面白い。 ガケ書房に行き古本追加する。うめのくんと話す。善行堂、よく売れている。ナンダロ…

ウェッジ文庫

いつものように京橋の紀伊國屋書店に寄ると、大原富枝の『彼もまた神の愛でし子か』が並んでいた。 「群像」掲載時に読んではいるが、文庫に入るとは、と驚き購入する。買うでしょうこれは。 単行本の値段が高くなり、そういえば見ない本だな、と思っていた…

復刻でオリジナルを夢見る

「Sanpo magazine」好評のようでうれしい。よく売れているようだ。応援団のひとりとして喜んでいる。もっともっといいミニコミになっていくように思う。ぼくにとっても、大好きなジャズと古本のことが書けるので、大切なミニコミだ。このミニコミに、もっと…

英語文庫

三省堂書店のフェアが終わり、関連図書、山本善行堂、岡崎武志堂の売り上げ表が届く。 何が売れるのかは興味あるところ。じっくり研究する。岡崎との勝負は、ほんの少しの差だった。アブナイところだった。 『新・文學入門』もたくさん売っていただいた。 9…

ミニコミ楽しい

南陀楼綾繁『積んでは崩し』を一気に読む。表紙の本の山を眺めると笑えた。こうなるんだなあ、どうしても。本箱に収まらない本はこのようにあふれる。人のをながめると、ええかげんにしときや、ほんまに、と思う。 書評や日記、コラムと楽しい内容になってい…

あれこれ

さて、どの本をカバンに詰めて出かけようかな、と周りの本柱を積んでは崩す。 黒岩比佐子『歴史のかげにグルメあり』(文春新書、新刊)はすぐに決まったが、古本に手間取る。 結局、川崎長太郎『やもめ貴族』に決める。 2、3冊、カバンにないと寂しい。 …

下鴨終わり

最終日、吉岡書店、全品半額になった。 『大野新詩集』、1978年、新装版、永井出版企画、50円。 大野新詩集『家』、1978年2刷、永井出版企画、50円。 初沢澪子詩集『花となって』、2000年中央公論事業出版、50円。 ☆君本昌久『仮名手本詩…

林哲夫と待ち合わせる

今日は下鴨、止めとこうと思っていたが、大江健三郎『夜よゆるやかに歩め』を貸して欲しいという、メールが林さんから届いたので、11時に本部前であうことにした。 佐野繁次郎装幀集、が、みずのわ出版から出るそうで、これは楽しみだ。「spin」もよかった…

今日の下鴨

雨が降りそうな感じ。 100均に追加がありそうな感じ。 10時ごろ下鴨に入る。 100均:他店を、8:2ぐらいでまわる。 いつもなら4日目ぐらいになると、100均はあまり時間をかけなくなるが、今年は追加にいい本があるように感じた。 12時ごろ、…

連日の下鴨

今朝、久しぶりに、鏡で自分の顔をみると、真っ黒になっていた。 これが古本焼けというものか。 下鴨初日からのことは、書くことが多く、なかなか書き込めない。 今日は、11時過ぎ、下鴨に入った。毎日毎日ごくろうさん、ということです。 自転車を置き、…

下鴨初日

11日、下鴨初日。 目が覚めて時計を見たら、9時10分。 下鴨は自転車で15分ぐらい。ただ、100円均一コーナーは北の端なので、その分を考えなければならない。 飛び起きた。 いつものようにコンビニでミネラルウオーター。今年は2本買う。ハンカチ…

いよいよ明日から下鴨

昼まえに、グリル生研に予約の確認の電話を入れておく。 スムースランチ、12時30分、本郡テント前に集合です。本に夢中になりすぎて遅れないようにしましょう。 夜は、木屋町のディランセカンドに集まってください。別にイベントはありませんが、いっし…

Sanpo magazine創刊号

三省堂書店神保町本店での、古本フェアー、本日終了したというメール届く。 本当にお世話になりました。たくさん本も売って頂きました。 見に来ていただいたお客さん、ありがとうございました。Oさんありがとうございました。 ーーーーーーーーーーーーーー…

黒蜥蜴

さっきまで、岡崎とディランセカンドで飲んでいた。 岡崎は、明日、角田光代さんと対談があるのだ。 古本屋まわったんやろ、と当たり前に聞くと、何やら袋から取り出した。 えっ、ウワッ、黒瀬勝巳『白の記憶』やないか。200円だったという。 さすがと思…

春陽堂日本小説文庫

水明洞へ。 邦枝完二『歌麿をめぐる女達』、春陽堂日本小説文庫、100円。 佐々木味津三『刄影走馬燈』、後篇、春陽堂日本小説文庫、100円。 明日で、夏期講習前期終了。 そのあと一週間ぐらいの夏休み。 古本三昧になるだろう。明日しっかり授業しよう…

中村正常

ブックオフに寄って、 藤島茂『トイレット部長』、1968年、初版、ポケット文春、柳原良平カット装幀、サイン入り(上手)、105円。 岩坂恵子『掘るひと』、講談社、105円。 小林信彦『テレビの黄金時代』、平成14年、文藝春秋、105円。 『中…

京阪から阪急

12時にかっぱ横丁でエルマガジンのTくんと待ち合わせる。 本の写真を撮ってもらう。こちらで撮ってパソコンで送ればいいのだが、まあええか。 すぐ終わり、かっぱ横丁をひとまわりして、美豚カレー大盛りを食べる。 外村繁『草筏』、昭和14年、三刷、砂…

古本ナウ

11日のスムースランチの予約を電話で入れる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー みなさん、11日の夜は、木屋町の、「ディランセカンド」で、集まることになってます。 どなたでも参加できるので、遊びにきてく…

リッチー・パウエル

リッチー・パウエルを聴きながら。 夏期講習中なので、あまり古本屋さんめぐりはしていません。それでもちょこちょこっと買ってます。 例えば、 春陽堂、現代戯曲選集7、久米正雄『地蔵教の由来』、大正15年、3版、100円。 三島由紀夫『獣の戯れ』、…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「スムースランチ」 8月11日(月)、12時30分、下鴨古本まつり会場、本部前集合。 歩いてすぐの「グリル生研」で昼食べながらおしゃべりします。 予約し…