古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日のことなど

昨日30日のこと。 工作舎から『新・文學入門』の書評、ファックスで届く。 東京新聞の「大波小波」、日刊ゲンダイなど。 早めに家を出て、吉岡書店で、 粟津則雄『詩の行為』思潮社、300円。 ブックオフで、 野島秀勝『迷宮の女たち』河出文庫、105…

これぐらい買わないと買った気がしない

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「スムースランチ」 8月11日(月)、12時30分、下鴨古本まつり会場、本部前集合。 歩いてすぐの「グリル生研」で昼食べながらおしゃべりします。 予約し…

とりあえず11日、昼のことを決めよう

岡崎弟は旅行中。だから8月11日、昼の「スムースランチ」の方から決めます。よかったら来て下さい。ただランチを食べてお話するだけですが、みんなで話ながら食べるのは楽しいです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

グリル生研のランチ食べたい

紅屋さんから、下鴨に来れそうだ、というメール届く。どこかで食事でもしましょう。 9日から一週間ほど夏休みなので、連日、下鴨へ、ということになる。 11日の初日の昼食は、毎年、「グリル生研」(ランチが美味しい)なのだが、入れないときがあって、…

世界に一冊の加藤一雄

戸田勝久さんから、加藤一雄『無名の南画家』(三彩社版)を贈られる。 戸田さんからのプレゼントなので嬉しかった。でも持っているんだなあ、と思い本を開くと、いやあ感動したなあ。なんと見開きに、戸田勝久さんの絵が現れた。 特別な『無名の南画家』に…

パラフィン紙、値上げか?

ぼくは2種類のパラフィン紙を使い分けているが、その一方のを買いにいくと、一枚30円になっていた。 今日はブックオフで文庫4冊買った。各105円。 坂口安吾『白痴 青鬼の褌を洗う女』、文芸文庫。 山川方夫『安南の王子・その一年』、旺文社文庫。 野…

湯川書房

湯川成一さんが亡くなられたことはとても淋しい。この前も湯川書房の前に立って、ぼおっとしてきた。するといろいろ思い出したなあ。湯川さんからかけてもらった言葉は大きなものとして心に残っている。楽しい思い出ばかりだが、ことばのやりとりでの緊張と…

宮地嘉六がやってくる

「レイ・ブライアント・プレイズ」を聴きながら。 午前中に、ネットで注文した、宮地嘉六『子を育てる 結婚記』が届く。貸本下がりなので状態が心配だったが、まずまず。宮地嘉六はちょっと木山捷平に似ている。 バド・パウエル「モンクの肖像」も聴く。モン…

今日から夏期講習

ビル・エヴァンス&ジム・ホール「アンダーカレント」を聴きながら書く。 問題集が届いたと、昨日連絡があったので、ジュンク堂まで取りに行く。 でもそこにたどり着くまでが大変。ガケ書房に古本追加。ガケのお客さんお待たせしました。みてやって下さい。 …

宮地嘉六

あまりの暑さでうんざり。頭のなかもぼんやり。寝転んでいたが上海ラヂオの日だというのを思い出して、昼過ぎに家をでた。 天野祐吉『広告論講義』と、花沢徳衛『脇役誕生』を各100円で買う。本まで熱くなっていた。 マルギンに入ってみると、アイスが5…

木村荘八の小型本

今日も仕事休みだったので、京都のまちをぶらぶらする。今年一番の暑さのなか、どこか涼しいところに入って本でも読んでた方がよかったようにも思うが、そうしていれば買えなかっただろう本を積み上げてみたら、よかったよかったという声がどこかから聞こえ…

ブルーノート

三省堂書店神保町本店に、送った古本が、今日並んだと思うが、売れ行きが気になる。 やはり、古本ソムリエとして、負けたくないんです。神保町のみなさん、見に行って下さい。にしあきさん、まとめて買ってください(冗談)。 売れるようならまだまだ追加し…

高井有一の文庫を買う

野呂邦暢『丘の火』をカバンに入れて家を出る。 井上書店で、高井有一『蟲たちの棲家』『夜明けの土地』、集英社文庫各100円。 モダン焼きフジでお好み焼きを食べる。 三条ブックオフで、 『百鬼園先生よもやま話』、旺文社文庫、105円。 バッキー・イ…

彷徨と回帰

三省堂追加分の古本まとめる。40冊余りの一箱。金曜日には神保町に着くはず。 その勢いでガケ書房にも古本を追加する。ガケには、「文學入門Tシャツ」があった。売ってるので買いにいってください。今年の下鴨古本まつりは、このTシャツを着てまわりましょ…

それでも行く

上海ラヂオ、マルギン前へ。100円均一。 村上春樹『風の歌を聴け』、1979年、初版、帯。 奥付を見て初版というのは珍しいので、ちょっと驚いた。 『神の子どもたちはみな踊る』も買ってしまう。この短編集は見れば買ってしまうので、何册もたまってし…

ゴロゴロ日曜日

ジャズ喫茶「YAMATOYA」さんについての原稿書く。長くなりすぎたので1600字ぐらいにして、今晩送る予定。 ゴロゴロして過ごす。先週とは大違い。本の整理もするが、売っても売っても増えている。 このブログで全部書いてないが、結構買ってる。本箱の前…

梅田ひとまわり

朝、エルマガ原稿書き上げ送る。 かっぱ横丁でTくんと待ち合わせ、本の写真撮る。 かっぱ横丁をひとまわりする。 中村正常『二人用寝臺』、昭和8年、春陽堂、日本小説文庫、1000円。 中村正常は中村メイコのお父さん。 紀伊國屋、旭屋で『新・文學入門…

東京堂書店今週のベストセラー第一位

東京でのイベントの様子が工作舎のページにありました。http://www.kousakusha.co.jp/NEWS/shinbun/0807tokyo.html今日は早起きして、「Lマガジン」新連載の原稿を書く。 初回なのでやはり色々考える。 今晩仕上げる。明日はその本を持って、かっぱ横丁へ。…

枚方ブックオフ

昨日のことになる。 京阪特急に乗り枚方で途中下車する。 本当は金箔書房に行きたいのだが、その時間はなさそうだ。 手塚るみ子『オサムシに伝えて』、1994年、太田出版、105円。 手塚治虫の長女の回想エッセイ集。これまで4、5冊買っていると思う…

買えないソムリエ

5日のつづき。 方向音痴なので、自分が今、東京のどのあたりにいるか、全くわからず、駅でいちいち聞いている。それも運賃のことだけ。 コクテイルの前に夕食を食べたのは覚えているが、その前、東京堂を出てから、どこか古本屋に寄った気もするはやくも忘…

2008年東京遠征の思い出

ハードではあったが楽しい2日間だった。ブログを読んでくれている人が多くて、それもうれしかった。 だから、できるだけ思い出して書いてみたい。でも最近、とたんに忘れている、といった感じなのでどうなるかわからない。 5日、ゆっくりでいいと言われた…

いよいよ東京イベント

OMMに朝から突入する予定が昼過ぎまで用事ができてしまい焦る焦る。 2時に、『Sanpo magazine』の西川さんと待ち合わせ、新ミニコミの相談することになっている。 2時ごろに到着、まずやはりぐるっと見たいので、30分だけ西川さんに時間をもらう。 彼女…

〈お知らせ〉//////////////『新・文學入門』刊行記念 岡崎武志さん×山本善行さんトークセッション「新・文學 入門 古本十番勝負」 http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2008/06/75.html【日時】 2008年7月5日(土) 14:00より【会…

知らない人の映画エッセイ

今日からバーゲンなので、コムデギャルソン(四条通り)をのぞいた。しばらく見ていたが店員と客との会話がどうもイヤになり退散する。もっと普通に買えないのか売れないのか、と思う。三密堂の前に立ったとき、やっぱりここ、この場所がぼくの場所だと実感…