古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

明日はいよいよ

明日から、京都三大祭りのひとつ、勧業館古本まつりが始まる。たくさんの強者が京都にやってくると思うので、今日も一応パトロールする。 柳澤健『回想の巴里』は、藤田嗣治装幀、200円。とか、「ポール・デービス展」とか、寺田操詩集、など数冊買ったが…

今日も自宅で本探し

書影用の本を持って、セブンイレブンへ。ここのコピーはきれい。ちょっと離れているので、途中、古本屋ねぐり。今日も、驚きがあり発見があった。驚きということで言えば、年に一度あるかないかのA級クラスのものだった。 先日の扉野くんの出版記念パーティ…

仕事の前に行く所

昼過ぎに亀のたくさんいる池の横を通り、100円均一台へ。 追加を期待してのこと。 松浪信三郎『虚虚実実』、「長太郎さんの小屋」というのは、川崎長太郎自選全集の月報に載った文章だ。松浪氏は昭和16年まで河出書房の編集部にいた、とあった。そして…

青乃荘へ

近くの銭湯へいく。サウナに入って気持ちよかった。 今日の昼過ぎ、工作舎にゲラを戻した。これであとはじっと待つだけ。昨日、朝の5時過ぎまで校正に集中した。もう一度、読み直そうとしたが、きりがないんだなあ、これは。 四天王寺に行けないので、近く…

昨日のこと

昨日は昼過ぎ四天王寺を出て梅田にむかう。電車に乗ると、南森町で乗り換えるつもりが、何と寝てしまう。極度の集中から解き放され緊張が緩和された。寝たといっても一瞬なので、東梅田で降りる事ができた。ここだと、ジャズ喫茶ホワッツニューまで遠いんだ…

四天王寺古本まつり

10時ジャスト、100円均一台の前、スタートラインに立てたことを古本の神様に感謝する。しかし前列に入りにくいほどの人が集まっているのはどうしようもない。どうぞどうぞ、と入れてくれない。 このライバルたちを相手に一時間ぐらい戦ったか。もっと長…

スマートで珈琲

昨日買った古本のなかの一冊。 庄野英二詩画集『胡蝶蘭』1986年、編集工房ノア、100円だった。 今日は13時に黒猫堂前で、台湾から一時帰国中のOさんと待ち合わせる。 「スマート」に入り、一時間ちょっと、おしゃべりする。 Oさんは、台湾で古書店…

ローランド・カークを聴きながら書く。 水明洞、店内の100円均一棚より、 江口渙『三つの死』、昭和30年、美作太郎の新評論社、新書サイズ。 大杉栄、山本宣治、小林多喜二、の死についての文章。江口の妻の死についても書いている。 前に出たときのも…

村上強し

今日は何をしてたのだろう。 昼ごろまで寝ていた。書影のための本探し。ヤフオクチェックすると、村上春樹の初期2作品の初版帯付きが出ていて、15000円から18000円で落札されていた。一万円ぐらいだと思っていたがやはり村上人気あるなあ。もっと…

ゲラがどっさり

対談で言及した本の書影を載せるので、本の山に分け入り、探しまくる。これが結構な量だ。 まあ、たくさん本の書影が入った方が楽しい。カーティス・カウンスなど聴きながら袋に本を詰めて行く。大切な本なので気を使う。ぼくはどうも不器用なので、値段を消…

「ななじゅうまる」の原稿

奈良の町あるきの原稿を書き上げたところ。書き上がれば、いつもちょっと興奮する。夜ならそのあとのビールが美味しいのだが、今は昼の1時過ぎ。雨がしとしと降っている。 奈良の古本屋さんに、また行きたくなった。この前行けなかった店もあるし。 ここか…

ボマルツォのどんぐり

今日は、この、きれいな本を持って家を出る。いい本になってるなあ。 扉野くんの文章を読んでいたら、いろいろ思い出す。会って話すと何かしらのシゲキを受けるのだ。 ぼくなんか冗談ばかり言ってるが彼はちがう。 話は、あるときは、辻潤であったり、永田助…

やっぱり面白い

いろいろとやらねばならぬ事多い。古本を少しひかえようと思った。毎日行くのはやめておこうと思った。これは本当にそう考えている。エネルギーを書く方に使いたい。ここにきて、書いておきたいことが色々でてきた。 そんなことを考えながら水明洞に着いた。…

京都古本屋ガイド

13時に出町柳駅で待ち合わせ。神戸から、三谷古本兄妹、いのはなさん。 レンタサイクルで出発。吉岡書店の店頭、店内を案内する。 「あーす書房」で、堀辰雄や伊東静雄の第三詩集など、見せてもらう。古本のお勉強だ。 ガケ書房にも入り、善行堂でも買って…

天野忠詩集

天野忠詩集『動物園の珍しい動物』が届く。これで、同じ文童社から最初に出た『クラスト氏のいんきな唄』、編集工房ノアから350部限定で出た『動物園の珍しい動物』と、三冊揃った。 内容は増補はあるが同じもので、よっぽど愛着があった詩集だとわかる。…

勘でジャズCDを買う

雨だし木曜だし、古本屋めぐりは止めておく。でも何件かには入ったが。 バスで三条まで出て、JEUGIAさんへ。エレベーターで6階へ直行する。ジャズ500円の台しか見ないようにした。 クリストフ・サンガーのライブ・イン・トーキョーと、ズート・シムズ「…

『女子の古本屋』は…

JEUGIAに行って、500円のジャズCDを見たかったのだが、そこまでたどり着けなかった。 京阪特急のなかで、岡崎の『女子の古本屋』を読了する。 友達なので言いにくいが、言わないでおこうとも思ったが、やっぱりひと言、いいたくなった。 これは傑作だと思…

今日は休みだった

武藤良子と言えば、魚雷くんをコクテイルでへこましたという強者、あの「わめぞ」メンバー、イラストレーターのあの武藤良子か。 大阪で個展を開くという情報が入ってきた。私は会ったことあるのだろうか。最近、ほとんど、古本以外のことが覚えられない。塾…

月の湯古本まつりの次は一箱古本まつり

古書現世、向井くんと電話で話す。「月の湯古本まつり」は大盛況だったらしい。「善行堂」の本もよく売れたみたいでほっとした。売れるかどうかはいつも不安だ。 ナンダロウくんから、「一箱古本市」の地図やチラシが届く。旭堂南湖氏による「ふるほん講談」…

大銀でハンバーグ定食

昨日、仕上げる予定の「天声善語」、なかなか書けず、今日の夕方4時ごろ、やっとこさ、仕上がる。 ローランド・カークの三枚組CD(いつどこで買ったのだろう、安かったことだけ覚えている)を聴きながら書いた。 それから、ぶらっと家を出たが、「哲学の道…

何かと忙しい

「古書現世」の向井くんに、古本を送るために、何かいいものないかと、押し入れの中の本を引っぱりだしていると、探してた本がいろいろ出てきた。こんなところに隠れていたのかと驚き可愛がっていると、これらは売る本ではないので、送る本がなかなか集まら…

『あの日この日』再読

春期講習が31日から始まっている。今まで、春は休みにしていたが、今年は新中三だけすることにした。5日間各3時間。他の授業がないので昼間はたっぷりと空いている。中学も公立はのんびりしてるが、私立は宿題がどっさり出ている。ぼくは宿題を出すのは…