古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

黒猫堂の棚から本を3冊

またまた、昨日のことになる。 黒猫堂へ行き、じっくり棚の本を見てきた。ぼくはいい客ではなかったので、黒猫堂に来ても、珈琲飲んでおしゃべりするだけだったが、最後には、記念に何か買わせてもらおうと思っていた。 でも無理には買えないだろうとも思っ…

奈良古本散歩

「ローランド・カーク・イン・コペンハーゲン」を聴きながら。いい演奏だと思う。 昨日、29日、奈良に行ってきました。 カバンには、前に、貸本喫茶「ちょうちょぼっこ」の郷田貴子さんが取材した号の「エルマガジン」。 郷田さんが楽しそうで、いい記事に…

古本ソムリエ釣りの本を買う

編集中の工作舎のIさんから、画期的な本になるでしょう、という熱いメール受けとる。 やっぱりこのような熱意が一冊の本を作り上げていくのだろう。 岡崎との対談本、最終段階に入った。 明日、29日は雑誌「ななじゅうまる」の取材で奈良の古本屋さんをま…

昨日のことと今日のこと

昨日のこと、エルマガの「本棚通信」ページをコピーするため家を出たのは2時ごろだったか。 それまでジャズを聴きながらの初稿チェック、調べもの、本探し、などで時間過ぎた。 エルマガの「本棚通信」は最初からコピーしている。これをみれば、関西の書店…

明日から春休み

金箔に行きたいと思い準備するが、時間が足りなくなり、あきらめる。まあ、明日から日曜まで休みなので行けるだろう。京都ならまわれるので、今日は白川通を北上した。ガケに寄って善行堂をチェックしてから、ぶんこどうへ。 天野忠編『京都襍記』、昭和18…

合格発表の日に古本15冊買う。

大阪公立高校の後期試験、発表があった。 これで、前期後期、塾の生徒は全員合格した。合格した日の生徒たちの顔はほんとに嬉しそう。握手して健闘をたたえる。 これで一仕事終わった。 今日は午前中に、マルギン前100均があった。いろいろ取り混ぜ、11…

黒猫堂最後の営業

こんなメールが届きました。 ■bookshop黒猫堂、最後の営業をします 店主急逝により突然の閉店となってしまった黒猫堂。3/30(日)12:00〜19:00、店 主の友人有志により1日だけの営業をします。店主が心をこめてつくりあげた空 間で最後のひとときをお過ごしく…

花粉がきつい

去年、取材させていただいた、「高遠本の家」が「高遠長藤文庫」(たかとおおさふじぶんこ)に変わっていたのでびっくりする。別の所にも新しく店ができるみたいだ。また行きたくなってくる。今度は何泊かしてゆっくりしたい。古本ツアー組めないかなあ。 今…

今日は歩いて河原町へ

ぼちぼち歩いて水明洞。 和田垣謙三『新和英辞典』、明治38年、32版、大倉書店、100円。 中井書房で。 古山高麗雄『古里は街道筋』、昭和56年、実業之日本社、100円。 ブックオフで。 『幻のロシア絵本1920ー30年代』、1000円。 蕗谷…

末広書店でカバン預ける

京橋の「鳥の巣」で、エビ丼と串カツのホタテ、広島(カキ)を食べる。 梅田に着き、いつもとちがった行き方で紀伊國屋に向かうが、途中でもたもたする。 知らない道に入るのは楽しい。 喫茶店で、古本めぐりの相談をする。また雑誌で古本屋さんを紹介できる…

買った本

檀一雄『風浪の旅』、山と渓谷社、井上敏雄装幀、200円。 武井武雄『本とその周辺』、中公文庫、200円。 ◯ボルへス『七つの夜』、野谷文昭訳、みすず、100円。 ◯ジョン・チーヴァー『橋の上の天使』、川本三郎訳、河出書房新社、200円。 『ドイ…

こんなに簡単なのも寂しい

確定申告のことを考えると、憂鬱だった。最終日の前の日になってやっと、書きはじめる。計算機を横に置いて、仕方なく始めると、30分ぐらいで終わってしまった。あれっ、もっと大変だったはず。一年間の計算があっと言う間に終わってしまった。これはこれ…

岡崎の文章が入試問題に

兵庫県の公立高校の入試問題だという。どんな問題か見てみたい。「読書の腕前」からか。 例えば、こういう問題かも。 著者は「廃車になったバスの特等席を譲ってもらい仕事部屋に置きたい」と述べているが、前後の文章を読めばジョークでないことがわかる。…

工作舎対談本初稿ゲラ届く

初稿が届いたので、持って、家を出る。 何があるかわからないから、たまには水明洞ものぞかないといけない。店頭100円箱が少し出ていた。そのなかから、木村半文銭『川柳はこうして創れ』、昭和8年、川柳叢書刊行会、小型本、2分冊を。 店内で、 長田弘…

千林でお好み焼き食べる

朝、工作舎Iさんからの電話。いよいよという感じだ。 テンションあがり、思いついたのは「よし千林の古本屋へ行こう」ということだった。 いつもより早く家を出た。自転車をこぎながら、やっぱり水明洞にしとこうかと一瞬考えたが予定どおり京阪特急に乗る…

目録注文する

たまには目録注文しないと大変なことになるので、今、昨日届いた「古本倶楽部」、2冊注文した。 さて、何を電話注文したのでしょう。 〈古本検定〉です。中野重治が『本とつきあう法』のなかで、「手放すことができない」と書いた本です。 今日は、金箔に行…

スゴイぞ!SPIN03

「SPIN」03を持って家を出たのだった。佐野繁次郎装幀図録ということで、カラーページもたっぷりある。佐野繁次郎の装幀本は多くてよく見るのだが、これだけ揃うと壮観である。 西村義孝くんのコレクション談義も、ふむふむ、そうだろうそうだろう、と興味…

扶桑書房古書目録

昨日は、扶桑書房の目録のことで、ショックを受けた。まあいいか、と書いたけど、いいことないなあこれは。はっきり覚えてないが何回か注文しない号が続いたのか。それとも私がどこかで店主や「初版本」について不適当な発言をしたのだろうか。そんなはずな…

今日もあまり買えなかった

今日もいろいろ廻ったが、結局、買ったのは一冊だけ。やっぱり。10冊ぐらい買わないと買った気がしない。 西條八十『女妖記』、昭和35年、中央公論社、佐野繁次郎装幀、500円。 この一冊を持って、大阪古書会館を出た。いつもなら、大阪城まで歩き、…

ノドが痛くても行くぞ

体調悪く風邪ぎみ。エルマガの原稿、最終チェックして、家を出る。熱もちょっとあるみたい。でも、鞍馬口、本の100均に行く。 ああ買えない一冊も。幸先わるいので、復刻本を2冊買っておく。 室生犀星『性に眼覚める頃』と『碧梧桐句集』。 頭がぼんやり…

今日のカバンの中

午前中に、エルマガジンの原稿を書き、行きたいところあるので早めに家を出る。カバンの中には、鮎川信夫訳の『シャーロック・ホームズの冒険』(講談社文庫)と詩の雑誌『ガーネット』54号を入れていく。 金箔書房で、島尾敏雄『贋学生』、河出文藝選書、…

西脇順三郎を探しに古本屋さんへ

教養文庫の西脇順三郎を探しに家を出る。持ってたのが見つからなくて。 ガケ書房に入ると、ブックオンさんが、精算に来ていた。追加もしていたので、近所の方はどうぞ。 「善行堂」の売れた本を見せてもらう。何が売れているか、どんな本が人気あるのか、い…

奈良古本散歩

「ローランド・カーク・イン・コペンハーゲン」を聴きながら。いい演奏だと思う。 昨日、29日、奈良に行ってきました。 カバンには、前に、貸本喫茶「ちょうちょぼっこ」の郷田貴子さんが取材した号の「エルマガジン」。 郷田さんが楽しそうで、いい記事に…