古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

樟葉ブックオフ

ちょっと風邪ぎみだけど、今日も仕事前のパトロール。 あーす書房で4冊買わせていただく。これは「にのにのいち」に出します。 ブックオフで、またまた、『梶井基次郎全集』ちくま文庫を買ってしまう。電車で読むとやっぱりすばらしい。特別な存在、ひとつ…

六郎ろうけつ集

あることがきっかけで、しばらく三密堂に行ってないことに気づいた。こういうときは何かありそうな予感がする。100円棚、200棚が私を呼んでいる。 でもそのまえに、ブックオフ。なんも買えないので今日は珍しくも半額の棚を見て回る。『高森文夫詩集』…

古本を紙ヤスリでこする

今日も「にのにのいち」用の本を選び出す。200円なら自分でもう一度買いそうな本だ。古本生活30年を越すと、そうそう変な本は買わなくなるもんだ。と考えていたが、いろいろ本の山を掘り起こしてみると、結構、アホアホ本とでもいうような本も買ってい…

ハッピーエンド通信

雑誌『ハッピーエンド通信』と、永瀬清子『すぎ去ればすべてなつかしい日々』が届いた。 今回買った『ハッピーエンド通信』は、1980年、5月号で、村上春樹、青山南、川本三郎等が参加している。表紙、裏表紙に、村上春樹と高橋千尋による対談映画月報、…

「京都0七五」

Lマガジン最新号は「猫にメロメロ」。ぼくはどうも動物は苦手なのだが見ているとかわいいと思う。 この4月に京都発信の新しい雑誌がでるという。創刊号は「道具」特集だそうで、ぼくのかばんの中を見せてほしいとのこと。朝電話があり、車で迎えにきてくれ…

サンリオSF文庫

「ユタ・ヒップ・ウイズ・ズート・シムズ」を聴きながら、ウイスキーを飲む。「コートにすみれを」いい曲だ。ぼくは、バラードでもガンガン演奏するのが好きなのだが、ユタヒップはソフトすぎるか。もっといけもっといけ、と叫びながら聴く。 「ちょうちょぼ…

嘉村礒多三昧

黒猫堂の高橋さんとの思い出はいくつかあって、いつか、書き記しておきたいと思っている。 今日もいつものように自転車で家を出たがまわりの景色がちょっとちがって見えた。気持ちが清められたと思った。 あーす書房の前、あーすさんがいたので挨拶する。風…

悲しい知らせとうれしい知らせ

悲しい方はまだはっきりわからないので書けない。 うれしい方は、塾のこと。私立中学の合格の知らせ。一番心配だった生徒。よく出来るのだが、問題解くのに時間がかかるので心配していたんだ。 最初は「ゆっくり解いたらええんや」と言っていたぼくも最後は…

庄野潤三全集第10巻はエッセイ

「ちょうちょぼっこ」での「にのにのいちのに」がもうすぐだ。200円の本が1400冊並ぶという。それぞれ、本好きが選んだ1400冊なのだから、いい本が並ぶだろう。安くていい本が好きな方は、ぜひ、「ちょうちょぼっこ」へ。 ぼくも200冊出すこと…

つげ義春旅日記

朝日新聞の連載小説『徒然王子』を切り抜く。内澤旬子さんの絵がすばらしい。小説の方はこれからなのでまだ評価できない。 昨日、ヤフオクで、永瀬清子『すぎ去ればすべてなつかしい日々』と、村上春樹参加の雑誌『ハッピーエンド通信』を落札する。 昨日は…

大阪古書会館から大阪城へ

最近、寝るのが遅いので起きるのも遅い。大阪古書会館に着いたのは11時ごろ。一時間の遅刻。これはいけない。10時前に着いて並んで待たないとな。 100円均一があったのでやっぱりそこからスタート。 まずは、藤山寛美の『みち草 わき道 しぐれ道』、…

福武書店、文芸選書

カレーを食べに行こうと思った。カバンをチェックする。古本七つ道具もチェックする。古本七つ道具については、恥ずかしいのであまり人に話したことないが、あるんです、ちゃんと。 カレーといえば、ヴィヤントかケララ。この前食べた、ジャズ喫茶「ラッシュ…

また松川信康

ソニー・スティットの「テューン・アップ」を聴きながら。 出町柳へ向かう途中、自転車を降りる。 小山書店の『チェーホフ選集』がある。小山書店の本造りも好きだ。ただ、チェーホフは、中央公論の全集をもっているし、ちくま文庫のも相当持っているし、各…

鶉籠

今日は最初からツイテイタ。自転車で今出川通りを西に向かっていたところ、道路に見覚えのあるものが落ちていた。拾ってみると、コミックショックのサービスカードだった。 スタンプ6個押してあった。あと8800円買うと500円券になる。はじめ、やった…

寒くて寒くて家に戻る

バド・パウエル&ドン・バイアス「キャノンボールに捧ぐ」を聴きながら書いていこう。 今日も休み。昼すぎ、そこら辺をぐるっと散歩しようと家を出る。まず、マルギン前100円均一。出遅れた。 ジャネット・ルイス『マルタン・ゲールの妻』(水声社)、ヴ…

歩いて水明洞の方へ

エルビン・ジョーンズ参加のローランド・カークを聴きながら書いている。ピアノは、ジャッキー・バイヤード、ベースはリチャード・デイビス。 宅急便で本を送ったあと、ガケに開高本を取りに行き、ぶらぶら散歩する。ぶらぶらといっても足が向く先はきまって…

屋根裏の独白

昨日のことから。 ガケ書房に行き、山下くんと話す。山下くん、年末に日帰りで名古屋の古本屋に行ってきたらしい。そのとき買ってきた本が棚に並んでいた。いい本買ってきていたのでうれしくなる。 そうか、青春18きっぷ、を使えば、名古屋の古本屋まわれ…

今日も京都の街をあちこち

まず、鞍馬口のスーパー前、100円均一に行く。出町柳をこえて河に沿って北上。この道はいつも気持ちいい。 「ちょうちょぼっこ」の「にのにのいちのに」にあわせて冊子をつくるらしい。それに書くことになっているので、あれこれ考える。もう締め切りすぎ…

結構動いた日

昼ごろ自転車に乗り家を出た。水曜日はゆっくりできる日。白川通りを南に。リサイクルショップに寄り少しだけ置いてある古本を見る。 このあと府立図書館に入る。それから水明洞へ。研究社英文譯註叢書、チャールズ・キングズレイ『ザ ヒーローズ』(昭和7…

古本生活はじまる

さて何から書いていいのやら悪いのやら。 ユーミンの参加したゴールデンサークルのライブを何度も何度も聴いている、今日このごろです。 「ダンデライオン」。 今年の冬期講習はきつかった。例の床下水浸し事件があったので、思いっきり授業を入れました。授…