古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

扶桑目録

OMMに遅刻する。並ぶのがいやなので、ゆっくり行こうと思ったのだが、寝るときには「やっぱりそんなことではあかんやろ」という気持ちになっていたのだ。寝過ごしてしまい、11時過ぎに会場に着く。「あーす」さんに挨拶して、さてどこから見ようか、とまわ…

OMMといえば

金箔書房で、春陽堂版の江戸川乱歩全集『影男』を200円で買う。乱歩全集では、大きさも装幀もこの全集が好きだ。金箔さんとおしゃべりする。金箔さんには一度ゆっくり話を聞きたいものだ。天地書房での修行時代のことを聞きたい。 吉野家で牛丼並みを食べ…

三岸好太郎の挿絵

昨日たくさん持ち帰った(買ったとは書けない)ので、今日は外市の本でも詰めようと思い、二三冊箱に入れるが、やっぱり古本屋に行きたくなる。松岡さんと回ろうと思いメールするが、連絡つかず、家を出た。天牛に向かうが、途中で、ブックオフに寄らんでえ…

宇崎純一の描いた雑誌表紙

昨日深夜、書いた日記が更新されなかった。メンテナンスに引っかかったみたい。26日の読売新聞夕刊(関西版)(中国四国地方は27日朝刊)に、宇崎純一の記事がでること、などいろいろ書いたのが消えてしまい残念。はじめはまたパソコンがつぶれたと思い…

パソコンのこと

部品が無いので修理ができないと連絡が入ったので、こわれたパソコンを取りにいく。もちろん古本屋めぐりをしながら。コミックショックがセール中なので、出町店にも寄ってみると、大型本が半額になっていた。やはり半額となると、20パーセント引きのとき…

美を求める心

今日届いた、小林秀雄の『美を求める心』は、生誕百年記念展の図録で、前から欲しかったもの。カラーの図版がきれいだ。 あーす書房の先で、「びわこのなまず」先生とすれちがう。それにしてもよく古本屋を回っておられる。 吉岡書店の店頭にさしかかると、…

画家の巴里本

今日の朝日新聞朝刊に、中原中也が渡辺一夫に献呈した『ランボオ詩集』(野田書房)のことがでていた。渡辺一夫に贈られた大江健三郎が中原中也記念館に寄贈したという。中也が翻訳にあたり、渡辺一夫に教わりに行ったというのは知らなかった。小林秀雄の紹…

石岡瑛子の装幀本

マックブック、支払いのことは気にかかるが、なかなか賢いと思う。写真を反転できるなんて考えもしなかった。ええ技持ってるやないかと感心した。支払いは、12月27日なので、何とか秋には対談本を出したいと思う。それが無理だったら、森山大道を売るし…

中上健次全発言

思うようにいかない日が続いている。そんな中で古本屋さんをまわった。買ったのは3冊。グレイス・ペイリー『人生のちょっとした煩い』(村上春樹訳)、ボルへス『ボルへスとわたし』(ちくま文庫)、中上健次全発言(集英社、カバーなし)、それぞれ、10…

黒猫堂

自転車で京都の街をうろうろする。市役所の前でダンスの練習をしていた。「山本さーん」という黄色い声がしたので、一瞬、ダンサーの知り合いがいたかなあ、と思い、辺りをうかがったら、車に乗った、ガケ書房の山下くんだった。 この辺りに「黒猫堂」という…

往来座外市

池袋の古書往来座で、7月7日、8日、外市というイベントがあって、ゲストとしてぼくも古本を出すことになっている。約200冊というから、何年か前に阪急百貨店のとき以来の大イベントだ。期待を裏切らない男でありたい。工作舍の対談本のことで岡崎と打…

マックブック購入

パソコンの修理に3週間ほどかかるといわれ困ってしまう。でも5年間の保証期間があと数日で切れてしまうので、思い切って修理に出すことにした。全部消えてしまうかもといわれたが、これも仕方ない。それで新しいパソコンをみていると、冬のボーナス一括払…

心の中を流れる河

どうも、パソコンの調子が悪い。明日にでも買った店に持って行くつもり。簡単になおりそうもない。まあ仕方ないか。 時間がなかったので急ぎ足で古本屋をまわる。時間がなかったら大人しく仕事場に向かえばいいのだが、ものごとは、パソコンもそうだが、そう…

日常生活を離れるための美しい船

いつもより、ちょっと早めに、マルギン前100円均一棚の前に着いたら、あーすさんがもう4、5册抱え込んでいた。「早いじゃないですか」「いやいやそんなこと…」。ということはいつもこの時間なのだろうか。持っておられる本は見ないようにして、裏にまわ…

カッパブックス

中村真一郎の『小説入門』は、カッパブックスの一冊で、カバーデザインは宇野亜喜良、本文イラストは伊坂芳太良。中村真一郎の小説は苦手だが、評論エッセイはときどき読む。このカッパブックスを読んでいて、カッパブックスのよさをあらためて感じた。造本…

辻まことの装幀

中尾務さんから手紙あり。金箔書房で、梅崎春生の『てんしるちしる』を買ったとのこと。いやあ、うらやましい。欲しかった。やっぱり金箔は週2回行かないといけないな。 月の輪書林の古書目録が届き、風呂に持って入る日が続いている。はやく注文を出したい…

今日も和田誠装幀本

北海道新聞に書いた、長田弘『本を愛しなさい』の書評がホームページで読めるので、この本に興味ある方はのぞいてください。 http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/ 今日は買った本をみんな書き出してみよう。もうすぐ東京で外市があるのでもっとどんどん買…

和田誠の装幀

Lマガの「天声善語」は、藤澤清造のことをちょこっと書いた。メールで送り家をでた。ほとんど時間なかったがブックオフに寄る。顔を出すというのが大切だ。 大急ぎでまわり、105円で二冊買った。森卓也『映画 この話したっけ』、戸板康二『見た芝居・読…

或る日突然

ビール飲みながら、録画しておいたトワエモワをみる。なつかしい。中学生のころだったなあ。ぼうず頭で女の子にもあまり興味なくバレーボール部でふざけあっていた。「或る日突然」なんて聴くとそのころのことがよみがえってくる。或る日突然 二人だまるの …

カッパ横丁

かっぱ横丁に昼過ぎに着き小走りに見てまわるが今日はなかなか買えずウンウンうなっていた。なんとか一冊だけ買う。『タモリのカセット面白術』。紀伊國屋書店の新書売り場で『関西赤貧古本道』のチェック。よしよし売れていた。それとも返品したのか。書店…